Din931

紹介:

DIN 931（ISO4014）シャンク付き六角頭ボルトは、ネジの長さによって、セミネジ付き六角ボルトまたは半ネジ付き六角ボルトとも呼ばれます。DIN 931六角ボルトは通常、六角ナットと併用されます。ネジによる接続で2つの部品を一体に接続します。これは脱着可能な接続です。細ネジ六角ボルトの自己ロック性能は優れており、主に大きな衝撃、振動または交番荷重を受ける部品に使用され、微調整機構にも使用できます。

材料： 炭素鋼
タイプ: 六角頭、セミネジ
スレッドサイズ: M6 ～ M56
表面仕上げ: 無処理、黒、亜鉛メッキ、黄メッキ、溶融亜鉛メッキ（H.D.G）
クラス: 8.8、10.9、12.9



詳細は
DIN 931 六角ボルトはM6～M56のねじ径を持つ半ねじ式の六角ボルトで、製品グレードはAおよびBです。クラスA：d≤24mm かつ l≤10d または l≤150mm（小さい方の値に準拠）。グレードB：d>24mm または l>10d または l>150mm（小さい方の値に準拠）。製品グレードによって、対辺s、対角e、厚さk、長さ公差の数値が異なります。

一般的なねじ径の仕様はM6～M56で、一般的な炭素鋼の性能グレードは主に8.8および10.9です。d≤39mmの場合はISO898-1を参照してください。

表面処理およびねじ公差：DIN933六角ボルトは一般的にメートル系（粗ねじ）および細ねじで、単位はミリメートル（mm）です。

DIN931の荒いネジの公差は6gです。コーティングは主に煮沸黒色、めっき（青白亜鉛、黄亜鉛）、非電解亜鉛粉末コーティング（GEO）が主に使用されます。コーティング前の公差適合は主に6g/6Hですが、めっき後の公差適合は6h/6Gに変更できます。ただし、コーティング後は表面コーティングの厚さによって影響を受け、ネジの検査で対応する公差を使用する場合に適合しないケースもあり、適合する仕様のナットのみで検査を行う必要があります。




機械的性能試験に関して：
外観検査および合格・限界検査は一般的かつ必要な検査であり、以下の試験項目は実情に応じて実施されます。
引張試験： 特定の仕様および長さが条件を満たす場合、高力炭素鋼（8.8、10.9、12.9）炭素鋼：8.8級は800MPa／830MPa以上（M16超）；10.9級は1000MPa以上；12.9級は1200MPa以上
衝撃試験： 炭素鋼製品は、仕様がある条件を満たす場合に衝撃試験を受けることができる
硬度試験： 炭素鋼製品は表面硬度および芯部硬度の試験が可能
回転試験： 小型製品の場合、引張試験は行えないが、回転試験は行える
ワッシャ荷重： 高力炭素鋼製品は、選択的ワッシャ荷重の試験を行うことができる



応用分野